13日午前10時20分ごろ、広島市南区にある広島大学の霞キャンパスで「建物の解体跡地の地中から爆弾のようなものを発見した」と工事の関係者から警察に通報がありました。
警察によりますと見つかったのは旧日本軍の砲弾とみられ、長さおよそ90センチ、直径およそ25センチの大きさだということです。
陸上自衛隊の不発弾処理隊が現場で作業を進め、爆発しないように処置をした上で午後7時半ごろ、大学の外に運び出しました。
これに伴い、警察が現場の周辺で行っていた規制も解除されました。
広島大学の霞キャンパスはJR広島駅から南に2キロほどにあり、戦時中には陸軍の兵器庫「広島陸軍兵器補給廠」がありました。
広島大学はこのキャンパスの午後の講義をすべて休講にしました。
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