35歳のバーンズ選手は巧みな配球とキャッチングの技術が持ち味のベテランキャッチャーで、2015年の大リーグデビュー以降、ドジャース一筋で2番手キャッチャーとしてチームを支えました。
サイ・ヤング賞3回のカーショー投手の「相棒」としてボールを受けていたほか、山本由伸投手や佐々木朗希投手をはじめ、かつては前田健太投手やダルビッシュ有投手ともバッテリーを組んだ経験があります。
今シーズンは12試合に先発しましたが打率は2割1分4厘と低迷し、定評のある守備でも相手に盗塁を許すケースが年々増えていて、ドジャースは14日、バーンズ選手を事実上の戦力外にすると発表しました。
実績のある選手をそろえるドジャースは、今シーズンここまで地区首位に立っているものの大リーグの試合に出場できる26人枠の選手の平均年齢は30歳を超えていて、13日のアスレティックスとの試合でも先発メンバーのうち20代の選手はパヘズ選手1人だけでした。
対するアスレティックスは若手中心のチームで、ここまでリーグ2位の打率をマークしている23歳のジェイコブ・ウィルソン選手に2本のホームランを含む4安打を打たれるなどドジャースは若いチームの勢いに圧倒され、1対11で大敗していました。
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