JR九州によりますと15日午前11時前、由布市にあるJR久大本線・由布院駅の入り口で、腐食した天井の一部の木材が落下し近くにいた2人の客の頭や肩に当たりました。
このあと現場の4メートル四方で通行が規制されましたが、およそ2時間後に再び天井の一部が落下し、飛び散った破片が別の2人の客の足に当たったということです。
4人の客のうち1人が足の痛みを訴え、残る3人にけがはなかったということです。
当時、現場では雨漏りを防ぐための工事が行われていて、木材はいずれもおよそ5メートルの高さから落下し、重さは1回目は合わせて6.3キロ、2回目は3.3キロだったということです。
JR九州は2回目に木材が落ちた後、天井付近に落下を防ぐための足場を設置したということです。
JR九州は「お客さまには大変ご迷惑をおかけしました。現在、原因について調査を進めていて今後、再発防止に努めます」とコメントしています。
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