大の里は6日目の16日、豪ノ山に攻められながらも勝って、初日からの連勝を「6」に伸ばしました。17日は優勝経験のある尊富士と対戦します。
初顔合わせとなった去年の春場所では、新入幕優勝を果たした尊富士が勝ちましたが、その後は大の里が2連勝としています。
大の里は今場所、際立っている前への圧力で、立ち合いから先手を取って一気に攻めていきたいところです。
尊富士としては持ち味の鋭い立ち合いで相手の懐に入って、大関を引かせることができるかがポイントになります。
6日目に今場所初黒星を喫した関脇 大栄翔は、小結 若隆景と対戦します。
過去8勝8敗と五分の成績のうえ、今場所はここまで1敗どうしで好内容が期待される一番です。
大栄翔としては持ち味の突き押しがよくなってきているだけに、16日の負けを引きずらず、立ち合いから頭で当たって距離を取って攻め続けたいところです。
対する若隆景は得意とする下からの攻めで相手の上体を起こし、しぶとくおっつけながら密着して攻めていけるかがカギとなります。
このほか、横綱 豊昇龍が平戸海と、大関 琴櫻が豪ノ山とそれぞれ対戦するほか、初日から6連勝の伯桜鵬が一山本と対戦します。
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