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京都 京丹後 カヌー大会で強風にあおられ次々転覆 40人余救助

作者:未知 文章来源:NHK 点击数 更新时间:2025/5/17 21:32:52 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

17日午前、京都府北部の京丹後市の久美浜湾で行われていたカヌーの大会で、カヌーが強風にあおられて次々と転覆し、海に投げ出された40人あまりの選手が救助されました。

6人が病院に搬送され、いずれもけがの程度は軽いということです。

17日午前10時過ぎ、京丹後市久美浜町の久美浜湾のカヌー競技場で、複数のカヌーが海上で転覆していると海上保安部に通報がありました。

海上保安部や主催者などによりますと、17日朝から「日本カヌーマラソン選手権大会」が開催されていて、当時、海上では110人余りの選手がカヌーに乗って競技に参加していましたが、強風にあおられて次々と転覆したということです。

海に投げ出された選手のうち、42人がレスキュー用のボートなどで救助されたほか、多くが自力で陸上に戻ったということです。

このうち6人が病院に搬送され手当を受けました。いずれも意識はあり、けがの程度も軽いということです。

主催者などによりますと午前9時半ごろにスタートした競技の際に、天候が急変したためコースの距離を短縮したということですが、その後、突風のような風が吹いたということです。

気象庁によりますと当時、京丹後市など京都府北部には強風注意報が発表されていて、海上保安本部では当時の状況を詳しく調べています。

大会は、18日も予定されていましたが中止するということです。

主催者の1人、日本カヌー連盟の中井雅夫副会長は「ご心配とご迷惑をおかけしお詫びします。万全な準備をして大会を開催したが、残念な事故が起きてしまった。選手の無事は確認できている」と話していました。

カヌー大会の様子は

 

京都府内に住む男性が、旅行で立ち寄った久美浜湾のカヌー競技場で、17日午前9時半すぎにカヌー大会を観戦していた際に撮影した写真です。

湾の中でレース中の複数の選手たちが、カヌーに乗っている様子が写っています。

男性によりますと、大会は湾内のコースを周回する形式でしたが、途中から選手がほとんど戻ってこなくなり、周りから心配する声が上がっていたということです。

そして、午前10時ごろに「悪天候のためレースを中断する」と会場でアナウンスがあり、選手たちの中にはモーターボートに乗って戻ってきた人もいて、寒そうにしている人の姿もあったということです。

岸では選手とみられる人が「波が高さ数メートルあった」とか「じっとしているだけでもカヌーの中に水が入ってきて沈む状況だった」「たくさんの人が沈んだ」などと周囲に説明していたということです。

男性は「自分がいた岸は晴れていてそれほど風が強くなかった。沖合までは遠かったので転覆した様子は見えなかったが白波が立っているのは見えた。選手たちの低体温症を防ぐためか、現場では毛布がいろいろなところからかき集められていた」と話していました。

現場付近の公園を撮影した映像では

17日午前11時20分ごろ、京都府京丹後市にある公園で、近くを通りかかった70代の男性が撮影した映像では、消防隊員たちが岸辺で小型のボートと酸素ボンベを用意するような様子がみえます。

撮影した男性は「公園に救急車が3、4台くらいひっきりなしに入っていって何があったんだろうと思った。公園では大会の関係者や消防の人などが慌ただしく行ったり来たりしていて、名前を呼んで安否を確認するような放送が聞こえた。また、救助する小型の船も行き来していた」と話していました。




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