オリオールズは今シーズンの成績が15勝28敗となった17日、7シーズンにわたってチームを率いたハイド監督を解任し、この日の試合から三塁コーチが後任として監督代行を務めると発表しました。
オリオールズはキャッチャーのラッチマン選手や内野手のヘンダーソン選手など有望な若手を多く抱え、おととしにはシーズン101勝をあげてアメリカンリーグ東部地区で9年ぶりに地区優勝を果たしました。
ハイド監督もこの年、リーグの最優秀監督に選ばれ、オリオールズは去年も地区2位でポストシーズンに進出しましたが、今シーズンは投手陣にけが人が相次いでここまで地区最下位に低迷していました。
菅野投手は、開幕から先発ローテーションを守ってここまで4勝3敗、防御率3.08と安定したピッチングを見せていて、前回の登板後には「こんなチームじゃないとみんな思っている。いつかこの状況が好転すると考えるのではなく、『きょうやるんだ』という気持ちをみんなが持つことが大事になる」と胸の内を明かしました。
オリオールズは17日の試合もナショナルズに敗れて5連敗で負け越しが「14」となり、苦しい戦いが続いています。
今シーズン、大リーグの監督がシーズン途中に解任されるのはパイレーツ、ロッキーズに続いて早くも3チーム目です。
打印本文