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カンヌ映画祭で早川千絵監督「ルノワール」上映 観客から拍手

作者:未知 文章来源:NHK 点击数 更新时间:2025/5/18 9:37:04 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

世界3大映画祭の1つ、フランスのカンヌ映画祭で最優秀賞を競うコンペティション部門にノミネートされている早川千絵監督の「ルノワール」が上映され、観客から大きな拍手が送られました。

ことしで78回目のカンヌ映画祭は、最優秀賞のパルムドールを競うコンペティション部門に早川千絵監督の「ルノワール」がノミネートされ、17日、公式上映されました。

「ルノワール」は、闘病中の父親と仕事に追われる母親と暮らす11歳の少女がさまざまな事情を抱えた大人たちとふれあい、成長していく物語です。

会場には多くの観客が詰めかけ、ルノワールの上映が終わると次々と立ち上がり、拍手を送っていました。

そして早川監督をはじめ主人公の少女を演じた鈴木唯さん、石田ひかりさん、それにリリー・フランキーさんらがレッドカーペットに登場し、写真撮影に応じていました。

早川監督は英語で「上映に来ていただきありがとうございます」と述べ、鈴木さんは日本語で「この映画を見てくださった皆様、本当にありがとうございました」とあいさつし、大きな歓声があがっていました。

映画を見たイタリア人の男性は「音楽も編集も照明もすばらしかった。詩のような作品で、本当に美しかった」と話していました。

フランス人の女性は「主人公が本当にすばらしかった。信じられないくらいすばらしい。あんなに若いのに、言葉にも行動にも深みが感じられた」と話していました。

カンヌ映画祭は最終日の今月24日にパルムドールなど各賞が発表されます。

早川千絵監督「観客の熱気 段違い」

上映のあと、早川千絵監督は「ルミエールといういちばん大きな劇場で、映画を上映していただくことは初めてだったのですが、やはり観客の熱気が段違いに大きいな、熱いなと思ってすごく感激したというか、胸がいっぱいになりました」と振り返りました。

また、カンヌ映画祭で複数の日本映画が上映されていることについて「あらゆる部門に日本人の監督の作品が入っていて、それぞれ違うモチーフで若い監督からベテランの監督まで、すそ野の広さというか、豊かな映画が育っている、日本で生まれていることを肌で感じてすごくうれしい気持ちです」と話しました。

主演の鈴木唯さん「俳優始めて2年 びっくり」

主演で12歳の鈴木唯さんは「俳優を始めてから2年で、するするっとここまで来てびっくりしています。観客がひとつひとつに拍手したり、『ユイ、ユイ』と言ってくれたりして、経験したことのないくらいの人がいてびっくりしましたが、とてもうれしかったです」と話していました。




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