アメリカ政府に対する格付けの引き下げが金融市場に及ぼす影響が注目される中、19日の東京株式市場では、財政悪化への警戒感を背景に売り注文が広がる展開となりました。
▽日経平均株価、19日の終値は、先週末の終値と比べて255円9銭安い、3万7498円63銭。
▽東証株価指数=トピックスは、2.06下がって2738.39。
▽1日の出来高は、16億7081万株でした。
市場関係者は「きょうの東京市場では取り引き開始直後から売り注文が先行し、日経平均株価は下落した。ただ、日本時間の今夜から週明けの取り引きが始まるニューヨーク市場の動向を見極めたいという投資家もいたため、値下がり幅は限定的だった」と話しています。
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