ポルトガルでは、モンテネグロ首相の親族が関わる会社をめぐる疑惑がきっかけとなり、議会で信任決議案が否決され、18日、総選挙が行われました。
開票はほぼ終わり、AFP通信などによりますと、230議席のうち、与党の社会民主党を中心とする中道右派連合が89議席、中道左派の野党、社会党と、極右政党のシェーガがそれぞれ58議席などとなっています。
この結果、引き続き中道右派連合が最大勢力を維持しました。
選挙前に50議席だった極右政党のシェーガは、勢力を拡大していて、今回の選挙の最大の勝者だと伝えるメディアもあります。
ただ、中道右派連合の獲得議席は過半数には届かず、今後、連立政権をめぐる協議が行われるものとみられます。
ポルトガルでは、去年3月に総選挙が行われたばかりで、ここ3年ほどで今回が3回目の選挙となり、不安定な政権運営が続いています。
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