ノースカロライナ州シャーロットで開催された海外メジャー第2戦の全米プロ選手権は18日、最終ラウンドが行われました。
日本選手でただ1人、予選を通過した久常選手は、首位と9打差の23位からスタートし、4番・パー3では、5メートル余りのパットを沈めてバーディーを取りました。
しかし、7番・パー5では、第3打をグリーン脇の池に入れてしまい、ダブルボギーをたたくと、9番でもボギーとスコアを崩しました。
後半はイーブンパーで粘りましたが、久常選手は、バーディー1つ、ボギー2つ、ダブルボギー1つでスコアを3つ落とし、通算1オーバーで37位でした。
久常選手は「3日目と4日目でスコアを崩してしまったことが悔しい。最終ラウンドは、前半でずっこけてしまったが、後半は気持ちを切り替えられたし耐えるところは耐えられたと思う。ことしは、年間のランキングでトップフィフティーに入りたいので、今週の経験をこの先につなげていきたい」と話していました。
優勝したのは、世界ランキング1位で、去年のパリオリンピックの金メダリスト、シェフラー選手で、首位でスタートすると、前半で2つスコアを落としましたが、後半は14番と15番で連続バーディーを取るなどして突き放しました。
シェフラー選手は、最終ラウンドをイーブンパーで回り、2位に5打差をつける通算11アンダーで、この大会、初優勝を果たしました。
28歳のシェフラー選手は、2022年と去年のマスターズ・トーナメントを制していて、これでメジャー通算3勝目となりました。
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