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新名神高速 逆走車事故 10キロ先PA併設のICから一般道に出たか

作者:未知 文章来源:NHK 点击数 更新时间:2025/5/19 20:59:17 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

18日、三重県の新名神高速道路で乗用車が逆走し、よけようとした車などの4人がけがをした事故で、逆走した車はそのまま走り去り、およそ10キロ先のパーキングエリアに入ったとみられることがわかりました。警察は、パーキングエリアに併設されたスマートインターチェンジから一般道に出た可能性もあるとみて、行方を捜査しています。

18日午前11時ごろ、三重県亀山市の新名神高速道路の下り線で乗用車が逆走し、2台の車に接触したほか、よけようとした別の車の列に後続車が追突して、40代から60代の女性4人がけがをしました。

逆走したのは青い小型の乗用車で、警察や中日本高速道路によりますと、車は名古屋方面に走り去り、およそ10キロ先にある「鈴鹿パーキングエリア」に入ったとみられるということです。

その後、高速道路は通行止めとなり、パーキングエリアより東では、これまでのところ逆走車に関する目撃情報は寄せられていないということです。

このため警察は、車がパーキングエリアに併設されたスマートインターチェンジから一般道に出た可能性もあるとみて、当て逃げなどの疑いで行方を捜査しています。

走り去る「青い車」

 

18日午前11時ごろに新名神高速道路の下り線を走っていた車のドライブレコーダーに記録されていた映像です。

前を走っていた黒い車が逆走車に気づいて左側に進路を寄せると、2車線の間にある車線境界線の上を青い車が走り去っていきました。

映像が撮影されたのは、事故現場から数百メートル東に離れたところで、この直前にほかの車と接触するなどの事故を起こしたとみられています。

下り線では、逆走車をよけようとした車の列に後続車が追突する事故が起き、関係する4台の車のうち1台の車のドライブレコーダーの映像では、青い小型の乗用車が走行車線と追い越し車線を走る車の間をすり抜けるようにして向かってくる様子が写っています。

この車は、逆走車とは接触しませんでしたが、前後の車と衝突する様子や「ぶつかった」といった車内の声も記録されています。

助手席の後ろの座席にいた60代の女性はNHKの電話取材に対し、「逆走する車を回避できたと思った瞬間に後ろから追突され、すごく強い衝撃だった。後ろからはガラスが降ってきて、死ぬかと思いました」と話していました。また「今でも怖い。高速道路に乗るのが怖く、トラウマになってしまう」と話していました。

鈴鹿パーキングエリア付近のカメラにも

 

18日午前11時ごろ、事故現場から東におよそ10キロ離れた「鈴鹿パーキングエリア」付近に設置されたカメラの映像です。

下り車線を青い小型の乗用車がワイパーを動かしながら走行し、次々と車がよける様子が写っています。

車は、通常であれば鈴鹿パーキングエリアから本線に入っていく車線を逆走し、パーキングエリアの中に入っていく様子が確認できます。

通報相次ぐ 車は約10キロ逆走か

三重県警察本部によりますと、事故の直前、滋賀との県境付近で逆走する車を目撃したと警察に通報があり、午前10時57分には、事故現場の西側、およそ1.5キロの地点でも目撃の通報がありました。

その後、午前11時ごろ、三重県亀山市内で逆走車をよけようとした車4台が関係する事故が発生し、逆走車はほかの2台の車とも接触しました。

事故現場の東側にある野登トンネル内などでも逆走車が確認されています。

午前11時2分には、事後現場から東におよそ10キロ離れた新名神高速道路の下り線の「鈴鹿パーキングエリア」付近でも逆走車の目撃の通報が警察に寄せられたということです。

少なくともおよそ10キロ逆走したとみられます。

専門家「十分な車間距離を保って走行を」

 

交通事故の調査・分析を行う中島博史さんは、今回の事故について「映像を見ると、事故を起こしたあと無理矢理進もうとしていて、事故の処理をせずに逃げたといえる。責任を認識していない」と指摘しました。

中島さんは、高速道路上で逆走車と遭遇したときの対応について、「ふだんから十分な車間距離を保って走行することが大切だ」としたうえで、「逆送車は右側の追い越し車線を走ってくることが多い。左側に寄ってスピードを落として止まり、警察に通報してほしい」と話していました。

また、中島さんは、各地で高齢者などが誤って逆走するケースが相次ぐ一方、目的のインターチェンジを通り過ぎた車が故意に逆走するケースもあるとして、絶対に逆走はしないよう呼びかけています。




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