ことし夏の参議院選挙の神奈川選挙区に立候補を予定していた立憲民主党の水野素子参議院議員は、先週「週刊文春」で秘書へのパワハラ疑惑などを報じられました。
これについて水野氏は19日、旧ツイッターの「X」に「報道は事実関係の誤りや誇張が多く含まれているものの、このような事態を招いたことも含めてみずからを深く反省し、改善に努めて参ります。熟慮の結果、苦渋の決断ではありますが立候補を辞退することとしました」などと投稿し、参議院選挙の神奈川選挙区に立候補しない考えを示しました。
これに関連し、立憲民主党の小川幹事長は記者団に対し「水野氏本人から『参議院選挙への立候補を見合わせたい』という申し出が正式にあった。基本的には本人の意向を受け止める方向だ」と述べました。
水野氏は55歳。
JAXA=宇宙航空研究開発機構の参事を務め、2022年の参議院選挙の神奈川選挙区で、非改選の欠員の補充で初当選しました。
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