WEリーグは17日最終節が行われ、ベレーザが初優勝を果たし、4シーズン目のすべての日程を終えました。

19日は、都内で今シーズン活躍した選手などを表彰する「WEリーグアウォーズ」が開かれ、最優秀選手にはベレーザの山本選手が初めて選ばれました。

22歳の山本選手は今シーズン、ベレーザの攻撃の中心として全試合に出場し、最終節で2得点をあげるなどリーグ3位に並ぶ8得点をマークし、チームの初優勝に貢献しました。

【ゴールキーパー】
▽レッズの池田咲紀子選手が初受賞

【ディフェンダー 3人】
▽レッズの遠藤優選手は2年連続2回目
▽レッズの石川璃音選手は3年連続3回目の受賞
▽INAC神戸レオネッサの土光真代選手は初受賞

【ミッドフィルダー 4人】
リーグ初優勝を果たしたベレーザからは、いずれも初受賞で
▽北村菜々美選手
▽菅野奏音選手
▽今シーズンのMVPに選ばれた山本柚月選手
▽レオネッサの成宮唯選手は、3年ぶり2回目の選出

【フォワード 3人】
▽レッズの高橋はな選手は3年ぶり2回目
▽レオネッサのカルロタ・スアレス選手は初受賞で、リーグトップの13得点をあげて得点王にも輝きました。
▽サンフレッチェの中嶋淑乃選手は初受賞

今シーズンの最優秀選手に選ばれた山本柚月選手は「素直にうれしい気持ちでいっぱいだ。今までは、勝敗を決定づける得点が奪えていなかったが、最終節のジェフ戦で決めることができて自信につながったし、勝負どころに少しは強くなったかなと思う。それでも、まだまだ足りないところがあるので、この自信を継続できるように頑張りたい」と話していました。

そして、なでしこジャパンのメンバー入りについては「幼いころから目指している場所なので、選ばれたらご褒美だと思っている。今シーズンはクロスボールの質を磨いてきたので、サイドでボールを持ったら確実にチャンスにつなげたい」と話していました。