夏場所は11日目を終えて、綱とりに挑む大の里が初日から11連勝で単独トップ、星の差2つの2敗で横綱 豊昇龍が追う展開となっています。
12日目の22日、大の里は3敗の伯桜鵬との初顔合わせの一番に臨みます。
大の里としては持ち味の圧力を生かして一気に攻めたいところで、得意の右を差せば優位は揺らぎません。
対する伯桜鵬は左四つの相撲を得意としていて、いわゆるけんか四つで差し手争いに勝てば優位となり、立ち合いで大関の圧力を受け止めて、組み合う形に持ち込み、低い姿勢を続けられれば勝機も出てきます。
2敗で追う豊昇龍は関脇 霧島と対戦します。
過去11勝9敗と豊昇龍が勝ち越していて、この1年間でも豊昇龍が3勝1敗としています。
豊昇龍は立ち合いで鋭く踏み込んで相手の上体を起こし、そのまま突き放していく危なげない相撲を取りたいところです。
霧島としては頭から当たって横綱を押し込み、まわしを取って、少しずつ前に寄っていきながらじっくり攻めていきたいところです。
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