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オリオールズ 菅野智之 6回2失点も勝ち負けつかず

作者:未知 文章来源:NHK 点击数 更新时间:2025/5/22 14:53:14 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

大リーグ、オリオールズの菅野智之投手がブルワーズ戦に登板し、6回を2失点に抑えましたが勝ち負けはつかず、5勝目は持ち越しとなりました。

現在8連敗中のオリオールズは21日、相手の本拠地ミルウォーキーでブルワーズと対戦し、ここまで4勝3敗と勝ち越してリーグ地区最下位に沈むチームの投手陣を支える菅野投手が中5日で先発登板しました。

菅野投手は1回、打者3人で打ち取ると、2回には高めをついたキレのある変化球で2者連続三振を奪いました。

その後、ランナーを背負った場面では変化球を低めにコントロールし、高低差を生かしたピッチングで要所を締め、得点を許しませんでした。

味方打線は4回に1点を先制し、菅野投手は5回、1アウト二塁からバッターをピッチャーゴロに打ち取ったものの、相手の二塁ランナーが隙をついて一気にホームにかえり、勝ち投手の権利を目前にして1対1の同点に追いつかれました。

さらに菅野投手は6回、1アウトから相手の4番バッターにソロホームランを打たれて2対1と勝ち越され、この回を投げ終えてマウンドを降りました。

球数は88球、打たれたヒットが5本、与えたフォアボールが1つ、三振は3つ奪って2失点でしたが、味方打線が8回、2点を奪って一時逆転したため菅野投手の負けはなくなりました。

オリオールズは3対2でリードした9回ウラ、同点に追いつかれて試合はノーアウト二塁から始まるタイブレークの延長戦にもつれこみました。

そして、4対4で迎えた延長11回、オリオールズは2番・ラッチマン選手のスリーランホームランなどで一挙4点を奪い8対4で競り勝って連敗を「8」で止めました。

菅野「1つ勝つ難しさ 改めて実感した」

菅野投手は、チームが8連敗からの脱出を目指すなかでの先発登板となったことについて、「簡単なことではないので、まずは先制点を取られないように、そこだけ注意して投げた」と立ち上がりを意識して試合に入ったと振り返りました。

またこの試合、ストレートが投球全体の9%と少なかったことについては、「バッターが速球を狙ってきている感じがあった。そういうボールを痛打される場面もあったので、きょうは変化球主体になった」と3連戦の第1戦と第2戦を踏まえての対策だったと明かしました。

そうした菅野投手の取り組みも功を奏し、連敗が止まったことについては「力のあるチームだと思うし、ただ発揮できていないだけだと思う。1つ勝つというのはそれだけ難しいことなんだということは改めて実感した。これで流れが変わるかはわからないが、きょうという日を忘れてはいけないと思う」と久々のチームの勝利をかみしめていました。




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