現在8連敗中のオリオールズは21日、相手の本拠地ミルウォーキーでブルワーズと対戦し、ここまで4勝3敗と勝ち越してリーグ地区最下位に沈むチームの投手陣を支える菅野投手が中5日で先発登板しました。
菅野投手は1回、打者3人で打ち取ると、2回には高めをついたキレのある変化球で2者連続三振を奪いました。
その後、ランナーを背負った場面では変化球を低めにコントロールし、高低差を生かしたピッチングで要所を締め、得点を許しませんでした。
味方打線は4回に1点を先制し、菅野投手は5回、1アウト二塁からバッターをピッチャーゴロに打ち取ったものの、相手の二塁ランナーが隙をついて一気にホームにかえり、勝ち投手の権利を目前にして1対1の同点に追いつかれました。
さらに菅野投手は6回、1アウトから相手の4番バッターにソロホームランを打たれて2対1と勝ち越され、この回を投げ終えてマウンドを降りました。
球数は88球、打たれたヒットが5本、与えたフォアボールが1つ、三振は3つ奪って2失点でしたが、味方打線が8回、2点を奪って一時逆転したため菅野投手の負けはなくなりました。
オリオールズは3対2でリードした9回ウラ、同点に追いつかれて試合はノーアウト二塁から始まるタイブレークの延長戦にもつれこみました。
そして、4対4で迎えた延長11回、オリオールズは2番・ラッチマン選手のスリーランホームランなどで一挙4点を奪い8対4で競り勝って連敗を「8」で止めました。
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