高野連は、厳しい暑さやケガなどから選手の安全を守るだけでなく、試合時間の短縮で教職員の働き方改革も進めようと、試合をこれまでの9イニング制から7イニング制に変更するかどうか検討していて、ことし12月までに方針をまとめることにしています。
高野連は21日、大阪 北区で開いた理事会で、7イニング制への変更について全国の硬式と軟式の加盟校や都道府県の高校野球連盟から意見を集めるとともに一般の人たちからも広く意見を募ることを決め、今後の議論に活用していくことになりました。
一般の人たちに対しては、調査会社に委託し質問形式でアンケートを行うとともに、高野連のサイトで記名による自由記述形式で意見を募るということです。
意見の募集は6月中旬から実施し、調査結果を後日公表するとしています。
高野連の井本亘事務局長は「9イニングから7イニングへのルール変更は高校野球の根幹にかかわるすごく大きなテーマだ。いろいろな方々の意見を聞くことが必要だと考えた」と話していました。
打印本文
