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米報道官 “反ユダヤ主義 根絶を” 銃殺事件受け

作者:未知 文章来源:NHK 点击数 更新时间:2025/5/23 8:21:43 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

アメリカの首都ワシントンでイスラエル大使館の職員2人が銃撃されて死亡した事件を受けて、ホワイトハウスの報道官は「反ユダヤ主義という悪は社会から根絶されなければならない」と述べ、対策に取り組む考えを強調しました。

21日夜、アメリカの首都ワシントンにあるユダヤ系の歴史や文化を学ぶ博物館の前で銃撃事件があり、イスラエル大使館職員の男性1人と女性1人のあわせて2人が死亡し、22日に拘束されていた30代の男の容疑者が殺人などの疑いで訴追されました。

捜査当局によりますと容疑者は事件のあと「パレスチナに自由を」と叫んでいたほか、警察に対し「ガザのためにやった」などと話していたということです。

22日、ボンディ司法長官はFOXニュースに出演し「いまのところ、捜査当局は容疑者単独の犯行だと考えている。容疑者は法律の定める最大限の罪で起訴されるだろう」と述べました。

また、ホワイトハウスのレビット報道官は記者会見で「トランプ大統領は悲しみと怒りを抱いている。反ユダヤ主義という悪は私たちの社会から根絶されなければならない」と述べ、事件の背景に反ユダヤ主義があるとして対策に取り組む考えを強調しました。

銃撃事件が起きたのは、首都ワシントンの中心部のホワイトハウスから2キロほど離れた、政府機関や博物館などがある地区で、地元では衝撃が広がっています。

一夜明けた22日午前には、事件現場には150人以上の報道関係者が詰めかけていました。

現場はユダヤ系の歴史や文化を学ぶ博物館の前で、犠牲になった2人を追悼するため花が手向けられていたほか「暴力では平和をもたらすことはできない」などと事件を非難するメッセージが書かれた紙が置かれていました。

ふだんは治安のよいところで、近くに住む男性は「衝撃的で恐ろしいことです」としたうえで、この事件で拘束された男が「パレスチナに自由を」と繰り返していたとされていることについて、「パレスチナの人たちを取り巻く状況は非常に悲しいことではありますが、これは解決策ではありません」と話していました。

また、現場を訪れたユダヤ系の男性は「悲しみと怒りとさみしさが入り交じった気持ちです。ユダヤ系の人たちを怖がらせたり、傷つけたりするための政治的な動機によるもののようですが、こうした行為によって平和がもたらされるとは思えません」と話していました。

また、メリーランド州のユダヤ系の女性は「悲劇です。イスラエル政府の最近の多くの政策に反対する気持ちもわかりますが、殺人という方法で対抗しようとするのは決して許されるものではありません。強く非難します」と話していました。




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