全日空などによりますと22日午後9時すぎ、広島県の広島空港で新千歳空港から到着した全日空1272便が着陸後に駐機場に向かう途中、工事エリアの手前にある誘導路の進入禁止区間に誤って入りました。
旅客機は、コンクリート製の台座を乗り越えて誘導路上で緊急停止したということです。
旅客機には乗客と乗員あわせて132人が搭乗していてけがなどはありませんでしたが、旅客機が移動できなくなったためおよそ1時間半、機内から降りられない状態が続き、その後、歩いてターミナルまで移動したということです。
全日空は、機体の状況や原因などを詳しく調べることにしています。
広島空港を運営する「広島国際空港」によりますと、23日は始発便から通常どおり運航する予定だということです。
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