総務省によりますと、4月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が2020年の平均を100として110.9となり、去年の同じ月より3.5%上昇しました。
上昇率は前の月から0.3ポイント高くなり、5か月連続で3%台となりました。
政府の電気・ガス料金への補助金が縮小されたことなどが要因で、「電気代」は13.5%、「都市ガス代」は4.7%それぞれ上昇しました。
さらに、食料品の値上がりも続いていて、このうち「米類」は98.4%の上昇と、上昇率は前の月から6.3ポイント高くなり、7か月連続で過去最高を更新しました。
コメに関連する品目では、「おにぎり」が18.1%、外食の「すし」が5.0%それぞれ上昇しています。
このほか、「鶏卵」は鳥インフルエンザの発生が相次いだ影響で10.0%上昇し、「ビール」が4.6%の上昇となりました。
一方、野菜や果物などの「生鮮食品」は3.9%の上昇と、高値が続いていたキャベツやレタスなどが値下がりした影響で上昇率は前の月から10ポイント縮小しました。
打印本文










