ことし3月に行われた2回の備蓄米の入札で、全体の9割以上にあたる19万9000トンあまりを落札したJA全農=全国農業協同組合連合会は、毎週、備蓄米の出荷状況を公表しています。
それによりますと、22日までに卸売業者に出荷した量は先週から2万1000トンあまり増え、10万3753トンでした。
これは、JA全農が2回の入札で落札した備蓄米の52%にあたり、先週の段階から11ポイント増えたことになります。
このほか、先月、行われた3回目の入札で落札した9万6000トンあまりについても、すべて販売先が決まったことを明らかにしました。
一方、現在、政府が検討している随意契約による備蓄米の売り渡しについては、詳しい内容が明らかになれば今後、対応を検討するとしています。
打印本文
