大谷選手は右ひじの手術のあと初となる実戦形式の投球練習で登板した直後の試合で、今シーズン4本目となる先頭打者ホームランを打ちました。
去年のポストシーズン、リーグ優勝決定シリーズ以来の対戦となった千賀投手の2球目、152.5キロのストレートを捉え、打球の角度は31度、飛距離はおよそ125メートルで右中間スタンドの2階席に飛び込みました。
ボールをキャッチした高校の教師をしているという女性は「私の前に落ちてきて、取るときは手が震えました。ずっとメッツファンですが、大谷選手はすばらしい選手なので手元に残しておこうと思います。生徒たちに見せるのが楽しみです」と興奮した様子で話していました。
大谷選手は今月17日、ブルペンでの投球練習で右ひじの手術のあと最多となる50球を投げたあとの試合で6打数ノーヒットに終わっていて、現地メディアからはピッチャーとしてのリハビリの強度を上げることによるバッティングへの影響を不安視する声もありましたが、そうした懸念を払しょくする1打となりました。
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