ともにパリオリンピック代表で、世界ランキング5位の篠塚選手と戸上選手のペアは、男子ダブルスの決勝で、中国ペアや世界1位のフランスペアを破って勝ち上がった世界11位で台湾の高承睿選手と林※イン儒選手のペアと対戦しました。
第1ゲームは6対11で落としましたが、第2ゲームは篠塚選手の鋭いバックハンドや戸上選手の力強いフォアハンドが決まって、11対5で取りました。
第3ゲームは相手の巧みなレシーブやサーブに苦しみ、7対11で落としてあとがなくなりました。
第4ゲームは6対6と中盤まで競り合いとなりましたが、篠塚選手のネットぎりぎりのサーブや戸上選手の厳しいコースを突くフォアハンドなどで5連続ポイントを奪って11対6で取り、勝負は最終の第5ゲームにもつれました。
このゲームは篠塚選手がフォアハンドでの強打を決めたり、戸上選手が相手の威力のあるショットをバックハンドで返したりしてポイントを重ねて11対6で取り、ゲームカウント3対2で競り勝って、金メダルを獲得しました。
日本勢がこの種目で金メダルを獲得するのは、1961年大会の星野展弥さんと木村興治さんのペア以来、64年ぶりです。
※「イン」は、「日へん」に「均」のつくり
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