武居選手は4年前に格闘技の「K-1」からボクシングに転向し、去年5月に行われたWBOバンタム級の世界タイトルマッチに勝利してデビューから9戦目で無敗のまま、世界チャンピオンになりました。
28日夜は、横浜市で行われた2回目の防衛戦でWBO7位のユッタポン選手の挑戦を受け、第1ラウンドで左の強烈なストレートが相手の顔面を捉えてすぐさまダウンを奪いました。
その後も立て続けに2回ダウンを奪ったほか、相手をロープ際に追い詰め、連打を浴びせたところでレフェリーが試合を止めました。
武居選手は1ラウンド2分7秒でテクニカルノックアウトで勝って2回目の防衛に成功しました。
また、IBF=国際ボクシング連盟スーパーフェザー級の世界王座決定戦でこの階級3位の力石政法選手が1位でメキシコのエドアルド・ヌニェス選手と対戦し、12ラウンドまで戦って0対3の判定で敗れ、王座獲得はなりませんでした。
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