陸上アジア選手権男子100m 柳田大輝が大会2連覇

韓国で開かれている陸上のアジア選手権は2日目、男子100メートル決勝では大学4年生の柳田大輝選手が10秒20のタイムで優勝し、大会2連覇を果たしました。

韓国で行われている陸上のアジア選手権は、ことし9月に東京で開かれる世界選手権への出場に関わる世界ランキングを上げるうえで重要な大会となることから、日本の各種目のトップ選手が参加しています。

このうち男子100メートルに出場している21歳の柳田選手は、28日の準決勝で10秒35の全体4位のタイムでその後の決勝に進みました。

決勝で柳田選手は追い風0.6メートルの中で、中盤から抜け出して先頭に立ちましたが、タイの選手に追い上げられてほぼ並んでフィニッシュしました。

タイムは10秒20でタイの選手と同タイムでしたが、わずか0秒002の差で優勝し、大会2連覇を果たしました。

同じく決勝に進んだ29歳の東田旺洋選手は10秒39で7位でした。

28日行われた種目のうち、女子100メートルハードルの予選では、自己ベストが日本歴代2位の12秒81の田中佑美選手が追い風1.8メートルの中で全体トップの12秒89をマークして、29日の決勝に進みました。