ウィスコンシン州で行われている女子ゴルフの今シーズン海外メジャー第2戦、全米女子オープンは31日、前日にサスペンデッドとなった第2ラウンドの残りと、第3ラウンドが行われました。
日本勢は出場した21人のうち10人が決勝ラウンドに進み、このうち、ことし4月の海外メジャー第1戦を制した23歳の西郷選手は、単独首位からスタートして出だしの1番・パーファイブでバーディーとしましたが、4番から6番にかけて3連続ボギーをたたくなどパッティングに苦しみました。
西郷選手はバーディー3つ、ボギー6つでスコアを3つ落とし、通算5アンダーで首位と2打差の3位に順位を下げました。
また、去年のこの大会2位で海外メジャー2勝目を狙う26歳の渋野選手は、首位と3打差の2位から出て、1番と14番のいずれもパーファイブでしっかりバーディーを取り、この日はイーブンパーで回って通算5アンダーで同じく3位につけました。
さらに22歳の竹田選手も、1番で残り238ヤードの第2打をピンまでおよそ2メートルにつけイーグルを奪ったほか、4番・パーフォーでは第2打をピンまでおよそ50センチに寄せてバーディーとするなどショットがさえ、スコアを2つ伸ばして通算5アンダーとし、12位から3位に順位を上げました。
日本選手3人が最終ラウンドを前に好位置につけ、去年の笹生優花選手に続く日本勢の2年連続優勝なるか注目されます。
ツアー1勝のスウェーデンのマヤ・スタルク選手が、スコアを2つ伸ばして通算7アンダーで首位に立ち1打差の2位には、スペインのフリア・ロペス ラミレス選手がつけています。
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