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ドジャース 山本6回無失点 大谷1安打 チームはサヨナラ負け

作者:未知 文章来源:NHK 点击数 更新时间:2025/6/8 15:30:41 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

大リーグ、ドジャースの山本由伸投手がカーディナルス戦で6回投げて無失点、9つの三振を奪う力投を見せましたが、打線の援護を受けられず勝ち負けはつきませんでした。大谷翔平選手は内野安打1本で、ドジャースはサヨナラ負けとなって2連敗です。

ドジャースは7日、相手の本拠地セントルイスでカーディナルスと対戦し、ここまで6勝4敗、防御率リーグ3位の2.39と好調の山本投手が中5日で登板しました。

1回、相手の先頭バッターはおととしのWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで日本代表として一緒に戦ったヌートバー選手で、山本投手は低めのスプリットを振らせて三振を奪いました。

2回は2アウトから2者連続ヒットとデッドボールで満塁のピンチを招きましたがここもヌートバー選手から低めのスプリットで空振りの三振を奪い無失点で切り抜けました。

山本投手は回を重ねるごとに調子を上げ、4回には低めをついたカーブとスプリットで2者連続三振を奪うなど6回まで投げて三振は毎回の9つを奪い無失点に抑えてマウンドを降りました。

球数は94球、打たれたヒットが4本、フォアボール2つ、デッドボールが1つでしたが、打線の援護を受けられず勝ち負けはつきませんでした。

防御率は2.20となってリーグ3位をキープしています。

一方、1番・指名打者で先発出場した大谷選手はノーヒットで迎えた9回、1点を追う場面の第5打席でゴロの打球が二塁ベースに当たって方向が変わり、セカンドへの内野安打となって連続試合ヒットを「4」に伸ばしました。

このあと三塁まで進んだ大谷選手は相手のワイルドピッチでホームにかえりドジャースは土壇場で1対1の同点に追いつきました。

しかし、直後の9回ウラにキャスペリアス投手がノーアウト一塁三塁のピンチを招き、カーディナルスの代打のアレナド選手に対し、ドジャースは内野に5人を置く守備シフトを敷きましたがレフトへタイムリーヒットを打たれて1対2でサヨナラ負けし2連敗となりました。

大谷選手はこの試合4打数1安打、フォアボールが1つでした。

山本由伸 打線の援護なしも「これが野球」

 

山本投手は、チーム打率がリーグ3位の強力打線を6回無失点に抑えたピッチングについて「とにかく自分のピッチングをすることに集中した。すごくいい打線という印象があったので、その分慎重になってカウント悪くしたり、ランナーをためたりはあったが、調子がよかったことでなんとか乗り切れた」と振り返りました。

4回途中4失点で交代した前回のヤンキース戦からの修正点を聞かれると「特にスプリットとカーブのときにいいフォームで投げられない投球が増えていた。いろいろ試行錯誤をしながら微調整できて、きょうはいいフォームで投げられたと思う」と手応えを感じていました。

一方で、打線は再三チャンスを作りながらもあと1本が出ず、チームが敗れたことについては「そういう試合もあると思うし、助けられたこともたくさんあった。点をとって勝てるときもあれば粘る投球になるときもある。これが野球だと思う」と冷静に受け止めていました。

また、WBCでチームメートだったヌートバー選手と初対戦し、3打数1安打、2奪三振だったことについては「ついにメジャーの舞台で対戦できるということですごく楽しみだった。冷静に対戦できたと思うし、1本ヒットは打たれたが、いい投球が多かった」と満足げでした。

ヌートバー「代表で一緒のときのほうが好きだった」

カーディナルスのヌートバー選手は、おととし5月に当時エンジェルスの大谷選手と対戦し、3打数で3三振に倒れていて、この試合でも山本投手に対して2打席目まで三振2つの内容でした。

ヌートバー選手は「3打席目に入る前『翔平と山本相手に6打数6三振は避けたい』と思っていた。だから、打席でやっていたことを全部変えて、何とかバットに当てようしていた。あれだけのピッチャー相手だとバッターとしては本当に大変だ。彼のことは日本代表で一緒にプレーしていたときのほうが好きだった」と笑顔で対戦を振り返りました。

また、山本投手の9つの三振のうち5つで決め球となったスプリットについては「彼のスプリットは低めに集まっていて、ボールに浮き上がるような動きがなく速いので最初は速球に見える。しかしスイングを始めると違うと気づく。彼がエリートピッチャーである理由がわかる」と詳細を説明し、たたえていました。

投手15人がけが人リスト 苦しいドジャース

今シーズン、ドジャースの先発ローテーションの一角を担っていたゴンソリン投手が右ひじの違和感のため15日間のけが人リストに入りました。

おととしトミー・ジョン手術を受けたゴンソリン投手は、ことし4月に2シーズンぶりの復帰を果たし、ここまで7試合に先発して3勝2敗、防御率は5.00となっていました。

ドジャースはゴンソリン投手のほか、サイ・ヤング賞2回の実績があるスネル投手や昨シーズンの開幕投手のグラスナウ投手、それに佐々木朗希投手など、ローテーションを担う存在として期待されていた選手たちの離脱が相次いでいて、ピッチャー復帰に向けて調整の段階を上げている大谷選手の復帰が待たれています。

また、先発陣の不足によって、リリーフ陣も30球団で最多のイニング数を担うなど負担が増していて、ここまで両リーグ最多の15人の投手がけが人リストに入っています。

7日には昨シーズン、ドジャースに移籍後24試合で防御率1.13をマークし、今シーズンは登板のなかったコーペック投手と、2019年のセーブ王のイェイツ投手の2人が復帰したものの苦しい状況は続いていて、ロバーツ監督は「こういったことが続くとは考えたくない。なにが起きてもそれに対処するしかない」と話していました。




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