ニンテンドーDSの二画面を生かした「マッピング(地図作り)」でファンから熱烈な支持を得たRPGに、待望の続編「世界樹の迷宮2 諸王の聖杯」が登場する。
DSのタッチペンを使い、上画面で移動や戦闘を表示、下画面でマッピングをしていく独特のシステムは健在。アイコンや機能が追加されて、より詳細なマップ作りが可能になっている。自分だけの攻略マップを作り、冒険をより効率よく進めていこう。
今作の舞台となるのは、ハイ・ラガード公国の街の外れにある巨木「世界樹」だ。その幹の中には上へと続く迷宮が存在し、伝説の「空飛ぶ城」にまで至るという。プレーヤーは一介の冒険者として、大陸中から集まった他の冒険者たちと一緒に、この迷宮に挑戦していく。
まず、冒険者ギルドで仲間を集める場面からスタート。全12種類ある職業のキャラクターから、5人までの編成でパーティーを編成する。街で装備品やアイテムを購入し、情報を集め、クエスト(任務)を引き受けることもできる。準備が整ったらいよいよ「世界樹」に挑戦。冒険で傷ついたら、無理をせずに街へ戻って回復させ、余分なアイテムを売却して再挑戦。この繰り返しでゲームを進めていく。
「2」では、新たに「チェンジ」コマンドが追加され、戦闘中に前衛と後衛の入れ替えができ、さらに「ブーストシステム」を進化させた一発逆転が狙える必殺技「フォーススキル」も搭載。スリリングなバトルが楽しめる。迷宮をうろつく凶悪モンスター「F.O.E」も、新たに下画面には写らないタイプや、障害物を乗り越えて迫ってくる飛行タイプなどが登場し、手ごわさを増している。
キャラクターデザインは「吉永さん家のガーゴイル」の日向悠二さん、モンスターデザインは「ファイナルファンタジー9」の長澤真さん、音楽は「ソーサリアン」の古代祐三さんら1作目と同じメンバーだ。古き良きRPGの面白さを現代に復活させた一作、ぜひ多くの人に楽しんでもらいたい。
世界樹の迷宮2 諸王の聖杯(DS)1人用 CEROレーティングA(全年齢対象) アトラス 5229円 2月21日発売