日本排名前10名数码相机厂商截止2004年9月底的中期结算已全部公布。有些厂商由于平均销售单价下跌导致营业损益大幅恶化,但也有的厂商维持高收益,可谓几家欢喜几家愁。
奥林巴斯关于其总体利润减少的理由表示,“数码相机严重低迷”(菊川刚社长),直接原因是新产品投入时期比原定计划推迟。宾得(Pentax)由于2004年4月份在薄型人气机种“OptioS4i”中发现故障,因此该公司产品的平均销售单价也比上年度全年平均下跌24%,导致结算数据也很不理想。而卡西欧计算机则表示“单价没有下降”,其薄型“EXILIM”系列保持畅销。索尼表示,“虽然也受到一些市场总体价格下降的影响,但总体上还算顺利”,关于其理由列举了“集中销售400万像素以上产品”和“薄型及配备大型液晶面板的DSC-T1畅销”。至于2004年9月份位居日本市场销量第一位的松下电器产业的“LUMIX DMC-FX7”也配备了自主开发的光学式抖动补偿功能。这个中期市场总体增长速度下降(下图),但是推出具有特色产品的厂商成功弥补单价下跌的不利因素得以维持良好业绩。
关于下半年的业绩预测,奥林巴斯声称要东山再起,将推出“μ-mini DIGITAL”和“E-300”等拳头产品,其中前者为具有生活防水功能系列的新产品,采用独特设计和配备1.8英寸液晶面板;后者为民用单反式机种,摄像元件前面覆盖防尘过滤片。尼康、柯尼卡、美能达以及宾得也表示将大力销售数码单反机种。各厂商均表示通过推出配备独特功能的机种和重点倾向于单反式机种等向高价格机种从而提高利润率。 |
デジタル・カメラの国内市場シェア上位10社の2004年9月末日締め決算が出揃った。平均販売単価の下落で営業損益が大幅に悪化したメーカーもあれば,高い収益性を維持したメーカーもあり,明暗の分かれる結果となった。 オリンパスは同社全体の減益の理由を「デジタル・カメラの大不振」(菊川剛社長)としており,新製品投入時期の遅れが不振に直結したと説明した。2004年4月に人気の薄型機種「Optio S4i」に不具合が見つかったペンタックスも,平均販売単価が前年度通期の平均から24%下落するなど,苦しい決算となった。一方,「単価は落ちなかった」と話すカシオ計算機では,薄型の「EXILIM」シリーズの販売が好調に推移したという。「市場全体の価格低下の影響を受けなかったとは言えないが,概ね順調だった」としているソニーは,その理由を「画素数400万以上の製品に販売機種を絞っていること」と「薄い筐体に大型の液晶パネルを搭載したDSC-T1の売り上げが好調だったこと」と説明する。また,2004年9月の国内市場で販売台数トップに躍り出た松下電器産業の「LUMIX DMC-FX7」も,光学式手ブレ補正という独自機能を備えている。この中間期は,市場全体の伸びが鈍化する中で(下図),独自色を打ち出せたメーカーが単価の下落を食い止めて好調を維持したといえそうだ。
下期について,巻き返しを図るオリンパスは,生活防水機能付きシリーズの新製品として,特色あるデザインを採用し,1.8インチ型液晶パネルを搭載した「μ-mini DIGITAL」や,撮像素子前面を防塵フィルタで覆った民生向け一眼レフ機「E-300」を注力商品に挙げた。ニコンやコニカミノルタ,ペンタックスも,デジタル一眼レフ機の販売に注力するとしている。独自機能を搭載した機種や,一眼レフ機など,主力を価格の高い機種にシフトさせることで各社,収益性を再び確保する姿勢を見せている。 |