日本精工将于2005年4月推出“V1系列”NSK线性导轨,即使在有异物产生的环境中使用,也能确保很高的耐用性。在有金属切削粉尘产生的机床,以及有溅射粉尘产生的焊机等设备中使用时,这些异物粉尘侵入到导轨内部以后,很容易损伤导轨。该公司通过改进边封(Side Seal)结构,防止了异物粉尘的侵入,再加上提高了润滑性,因此即使在上述环境下使用,导轨寿命也很长。
此次在边封中采用了分段唇结构,将异物通过的量控制到了过去的1/10以下。同时,通过改善滚珠滑行部分与边封的唇部分之间的润滑性能,提高了导轨的耐用性。润滑装置使用了该公司生产的“NSK K1”。该装置采用的结构是在聚烯烃树脂分子之间注入重量比例约70%的润滑油,能够不间断地供给润滑油。
过去,一直都是采用以风箱等将导轨罩起来的方法,防止异物粉尘的侵入和吸附。但仅靠这种防尘罩,防尘作用有限。而且有时因空间等问题还无法配置防尘罩。
根据导轨的宽度,共有7种型号。作为选配项,可在边封外侧安装金属防护罩,以便保护导轨免受高温粉尘的破坏。也可取代通常采用的装配螺栓孔,而选择防尘性更高的轨内螺塞。表面处理可在低温镀铬和氟化低温镀铬中任选其一。 |
日本精工は,異物が発生する環境下で使用しても高い耐久性を維持するNSKリニアガイド「V1シリーズ」を2005年4月に発売する。金属の切削粉が発生する工作機械や,スパッタ粉が発生する溶接機などで使用すると,これらの異物粉が内部に侵入し,破損しやすくなる。サイドシールの構造を見直して異物粉の侵入を防ぎ,さらに,潤滑性を高めることで,これらの環境下で使用する場合でも寿命は長い。
サイドシールに多段リップ構造を採用し,異物が通過する量を従来の1/10以下にした。さらに,ボール走行部とサイドシールのリップ部との潤滑性能を良くすることで,耐久性を高めた。潤滑ユニットには同社製「NSK K1」を使用している。これは,ポリオレフィン樹脂の分子間に潤滑油を約70重量%含有する構造で,潤滑油を継続的に供給できる。
従来はリニアガイドを蛇腹で覆うなどして,異物粉が侵入したり付着したりするのを防いでいた。しかし,カバーだけでは防じんに限界があり,また,スペースなどの問題からカバーを設置できない場合もあった。
案内レールの幅によって七つの型番が揃っている。オプションとして,高温の粉じんから保護するために金属製プロテクターをサイドシールの外側に取り付けられる。通常の取り付けボルト穴の代わりに,より防じん性の高いレール裏タップにすることも可能だ。表面処理は,低温クロムめっきとフッ化低温クロムめっきのいずれかを選べる。 |