日立产机系统日前成功开发出了9kW级发电系统“日立能源回收系统”,可回收空调等设备的产生的能量。计划2005年7月开始供货。可通过回收空调设备冷却水及工业用水等从高处落下时产生的势能发电。回收的电力可返送至扬水泵使用,也可用于设备照明及热水供给设备。
该公司已于2003年1月上市了3kW水力发电系统,不过,为满足市场对大功率系统的旺盛需求,此次投产了9kW发电系统。日本的电力供应法规定输出功率低于10kW的发电系统属于普通供电设备,管理起来比较容易,因此将输出功率设定在了9kW。
日立产机系统估算,利用空调设备冷却循环水来发电,每年可节省大约118万日元(约合人民币9万)的电费。这样以来,每年便可少排大约26吨CO2。该公司在进行估算时的设想条件是:在流量为2.8m3/分、有效落差达到35m时,系统365天24小时满负荷运转。电费以15日元/kWh的商业用电标准计算。
该公司预测,大约有5000栋企业办公大楼及医院等建筑物和大约2000台/套的工厂设备有可能安装使用,市场前景相当可观。计划2005年度受理100台的定单。主机价格为450万日元(约合人民币34.6万元)起。此外,安装工程费根据安装地点的不同而各异,大约在50万日元(约合人民币3.8万元)左右。 |
日立産機システムは,空調設備などでエネルギー回生が可能な9kW級の水力発電システム「日立エネルギー回収システム」を開発し,2005年7月から出荷する。空調設備の冷却水や工場で使う工業用水などが高い位置から落下する際のエネルギーを回生して発電する。回生した電力は,揚水ポンプへ還元したり,設備の照明や給湯器へ供給したりすることができる。
同社は2003年1月に3kW級の水力発電システムを発売しているが,より高い出力に対応したシステムへのニーズが高かったことから製品化したという。出力10kW未満の製品は,電気事業法において一般用電気工作物に規定されるため,管理が比較的容易であることから,出力を9kWとした。
日立産機システムの試算によれば,空調設備の冷却環水を利用するケースで年間の電気代を約118万円節約できる。これによりCO2排出量は年間で約26トン低減することが可能としている。試算は,流量が2.8m3/分で,有効落差が35mあるところで,システムを24時間365日フル稼動させた場合を想定した。電気代は業務用電力15円/kWhで算出している。
同社では企業のオフィスビルや病院などで約5000棟,工場などで約2000設備ほど取り付けが可能な市場があると見込んでおり,2005年度で100台の受注を計画する。本体価格は450万円から。これとは別に,設置場所にもよるが,据え付け工事費が約50万円ほどかかる。 |