ニワトリなどへ鳥インフルエンザウイルスの感染が拡大していることを受けて、環境省は日本へ飛来する渡り鳥がウイルスを保有しているかどうかの調査を始めました。
鳥インフルエンザをめぐっては今年も茨城県内などの養鶏農場でウイルスに感染したニワトリが見つかっています。
こうした感染と渡り鳥が関係している可能性があることから、環境省はシベリアや中国大陸などから飛来するシギ・チドリ類やガン・カモ類などの渡り鳥を捕まえ、ウイルスを保有しているかどうか調査することにしました。
環境省ではアメリカなどで人への感染が確認されているウエストナイル熱のウイルスについても調査することにしています。
渡り鳥の捕獲は東京湾岸の他に長崎県や奄美大島などで来年3月まで行われる予定です。