ハリケーン「カトリーナ」で大きな被害を受けたニューオーリンズに、日本人男性の旅行者が取り残されていましたが、この男性は3日、無事が確認されました。
在ニューオーリンズ総領事館によりますと、この男性は千葉県出身のゴタンダ・リョウさんです。ゴタンダさんは、宿泊していたニューオーリンズ市内のホテルに身の安全を保障できないと出て行くように言われ、今月2日、被災者用のバスを乗り継いでニューオーリンズの隣のバトンルージュに脱出したということです。
そして3日になって、バトンルージュからさらに北西に離れたルイジアナ州アレクサンドリアにたどり着き、安全だという連絡がゴタンダさん本人から在ニューオーリンズ総領事館の職員に入ったということです。
このほか、アメリカ在住の「トヨコさん」という女性がヒューストンの避難所にいたことが確認されていて、在ニューオーリンズ総領事館では他に被災した日本人がいないか確認を急いでいます。