総選挙の決戦まであと1週間と迫った日曜日の4日、与野党の党首は全国各地で支持を訴えました。
「(郵政民営化は)自分たちの特権を守ってくれという勢力に政治が牛耳られてはならないという政治改革でもある。自民党に議席を与えてくれれば、やっぱり国民は民営化に賛成だったのかと思えば、反対した人たちも賛成に変わる」(自民党 小泉純一郎総裁)
「小泉さんが郵政民営化一本に絞るんなら、我々は年金と子育て。小泉さんは年金の問題議論したくないという、政争の具にするなと。こういう時だけ政争の具にするなという言葉をお使いなるわけですが、選挙ですから私は意見を述べあった方がいいと思うんです」(民主党 岡田克也代表)
「郵政民営化法案を国会でつぶした張本人、これは民主党であります。民主党は政権交代と言っておりますが、こんな改革を阻止する民主党は『そうはいかんざき!』」(公明党 神崎武法代表)
「小泉改革というのは庶民の皆さんから絞るだけ絞りあげて、財界を大もうけさせる。最悪の財界中心主義の政治。私はこの流れに真っ向対決して、頑張り抜く決意」(共産党 志位和夫委員長)
「膨大なるムダ遣い、そして防衛費、ミサイル防衛計画、天下りや政官業の癒着に全く自民党はメスを入れません。『古い自民党をぶっ壊した』なんてウソっぱちです」(社民党 福島瑞穂党首)
「小泉さんは自民党をぶっ潰すと言いました。やっぱり公約通り自民党をぶっ潰そうとしている。そして、日本の国もぶっ潰そうとしている。この曲がった政治をたたき直す」(国民新党 綿貫民輔代表)
「小泉さんが私の間だけは消費税上げませんと言う。普通これは1年間の自分の間だけ消費税上げないというのはその後上げると言っているようなものでしょう。そのことを番組で聞いたら、それは次の人が考えることだと言ったんですよ。こんな会社の社長いますか」(新党日本 田中康夫代表)