【バンコク竹之内満】訪タイ中の国連環境計画(UNEP)親善大使で歌手、加藤登紀子さんが3日、バンコク市内のスアンプルー、チュアパン両スラムを視察し、歌を披露するなど交流を深めた。同日夕にはインド洋大津波の被災地を支援するためのチャリティー・コンサートを開いた。
加藤さんは先月31日から3日間の日程でタイ南部のプーケット、パンガ県を訪問し、津波被災地の現状を視察。加藤さんは被災地について「若い人が自らの手で家を建て直そうと働いていた。復興に向け、本格的に取り組んでいる時期に訪問できて良かった」と話した。4日にはスリランカに飛び、同様に津波被災地を視察する。