経営再建中のりそなホールディングスは9日、海外市場でおよそ2500億円を調達すると発表しました。
りそなホールディングスが調達する2500億円は、子会社のりそな銀行が海外市場で劣後債を発行する形で行われます。
劣後債は主に欧米やアジアの機関投資家向けで、払い込みは15日。ドル建てとユーロ建ての2種類が発行されます。
りそなでは当初、2000億円程度の調達を予定していましたが、投資家からの応募が予定額の5倍以上だったことから発行額を上乗せしました。
調達した資金は公的資金の劣後ローン2000億円や、民間からの借り入れなど、金利負担が重い資金の返済に回す方針です。