りそなホールディングス傘下のりそな銀行と埼玉りそな銀行のシステム統合作業が12日、完了した。りそなの母体の旧あさひ銀行と旧大和銀行の2系統に分かれていた勘定系システムを一本化するため、今年5月から全国計455店舗で段階的に統合作業を進めていた。統合が完了した12日の営業では、現金自動受払機（ATM）の障害などもなく、順調なスタートとなった。

　システム統合完了で、りそなは全店舗共通のローンや預金、投資新商品の取り扱いが可能となり、営業強化が見込めるほか、事務作業の合理化で今後5年間で約250億円のコスト削減効果があるとみている。【竹川正記】

りそな銀行
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埼玉りそな銀行
http://www.resona-gr.co.jp/saitamaresona/

　2005年9月13日