マイクロソフトの日本法人は15日、次世代ゲーム機「Xbox360」を日本では12月10日に発売すると発表した。価格は現行機(発売時3万6540円)よりやや高めの3万9795円。同時に発売するゲームソフトは7タイトルだが、「来年1月末までに20タイトルに増える」(丸山嘉浩執行役)。
新機種の海外での価格は、欧州で399.99ユーロ(約5万4000円)、米国で399.99ドル(約4万4250円)など国内より高い。日本では、Xboxのシェアが低いため、海外より安くして普及を促進する。
年末に発売するソフトはレースやアクションゲームが主流。国内のゲームは、ファイナルファンタジーのように主人公を成長させるロールプレイングゲームは1タイトルのみだ。来春にはソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション3(PS3)」が発売される予定で、ソフトの内容次第では“PS3待ち”の買い控えが起きる可能性もある。【谷口崇子】
毎日新聞 2005年9月15日 19時16分 (最終更新時間 9月15日 20時30分)