次世代ゲーム機Xbox360が公開されたマイクロソフトブース=幕張メッセのゲームショウ会場で
日本最大のゲーム展示会「東京ゲームショウ2005」(コンピュータエンターテインメント協会など主催)が16日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕、マイクロソフト(MS)の「Xbox360」とソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション3」の次世代ゲーム機が国内のゲームファンに向けて初めて公開された。18日まで。
ゲームショウには、過去最高の131社が出展、約600のゲームが紹介された。今回注目されたMSとSCEの次世代機対決では、MSが開幕前日の15日に発売日(12月10日)と価格(3万9795円)を発表、ブースでは、日本向けに開発中の約100タイトルのうち、格闘ゲーム「デッドオアアライブ4」など28タイトルを展示。「バイオハザード」の岡本吉起さんのすごろくゲーム「エブリパーティ」など大物クリエーターが開発する話題のゲーム14タイトルが試遊でき、発売に向け順調なPRを展開していた。
一方、SCEはPS3の外観模型を公開。ゲームの試遊はなかったが、ブースの半分を割いてシアターの大画面で映像を流した。コナミはPS3用に新たに開発している「メタルギアソリッド」を実際のエンジンを使って動かして見せ、人気野球ゲーム「パワフルプロ野球」の投入も発表。タイトーやコーエーも新作を発表した。【河村成浩】