今から150年以上前の江戸時代に、当時の最新技術で作られた和時計が復元されました。
「驚き!130年モノづくり物語」と題したこのイベントでは、東芝などが復元を進めてきた「万年時計」の複製品が展示されています。
「万年時計」は今から150年以上前の江戸時代後期、技術者の田中久重によって作られた機械式の和時計です。機械や時計、伝統工芸の専門家が1年かけて「万年時計」の復元に取り組んだということで、ゼンマイを動力に時間や月齢を表示した6つの文字盤が同時に動くなど、当時の最新技術が駆使されています。
ほかにも日本初の電気洗濯機や電気冷蔵庫から世界最小の燃料電池まで、技術の歴史が展示されているこのイベントは、11日まで東京・上野の国立科学博物館で開かれています。