女優の宮崎あおい(19)に、映画で共演した安藤政信(30)が舞台あいさつでいきなりラブコール。6日、東京都内のホールで開かれた映画「ギミー・ヘブン」(松浦徹監督)の完成披露試写会のステージ上でのこと。
「ギミー・ヘブン」は、他人には理解されない特殊な能力「共感覚」を持った男女をめぐるサスペンス映画。
主演の江口洋介(37)は「奇妙な映画。あっという間に駆け抜けるような2時間を楽しんで」とコメント。次にあいさつした安藤が「あおいちゃん、かわいい」と連発。「人間だから共演者によって気持ちが入らない時もあるけど、今回はすごく入った」と終始デレデレ顔だった。一方、宮崎は「安藤くんが撮影途中でケガをしちゃって、心配した」と照れながらも冷静に答えていた。2人を横から見ていた松田龍平(22)は「僕はあまりみんなと絡むシーンがなかった」とうらやましそう。共感覚者という難しい役どころを演じた宮崎は「全然知らなくて本読んだりして研究した。でも大変というより楽しかった」と話した。
俳優の舞台あいさつの後、主題歌「gerbera(ガーベラ)」を手掛けた竹仲絵里と松浦監督のミニ・トークショーも行われた。劇中音楽は竹仲のほか、古谷建志(Dragon Ash)や武田真治らのユニット「nido(ニド)」も参加し、注目を集めている。
この作品は来年1月、東京・渋谷ユーロスペースほかでロードショー公開予定。【細田尚子】