バレーボール女子のイタリア1部リーグ、ビチェンツァに新加入したアテネ五輪代表の高橋みゆき(26)は9日、イタリア・ビチェンツァでのキエリとの今季初戦でデビューした。
第1セットから途中交代で出場したが、プレー時間が短く、得点はなかった。試合はフルセットの末、ビチェンツァが3-2で勝った。
昨季、VリーグのNECで主将として優勝に貢献した高橋は、ことしのワールドグランプリで最多得点者に輝くなど日本代表のエース格。NECから海外派遣の形を取り、8月に1年契約で移籍した。(共同)
▽高橋みゆき イタリアはやはりレベルが高い。違いは高さとパワー。緊張していた。チームが勝つために自分が何をできるか見つけたい。(共同)
〇…世界最高峰のイタリア1部リーグでデビューした高橋は、スパイクが思うように決まらず「きょうは何も貢献できなかった」と反省した。練習試合では活躍していたが、公式戦ならではの緊張感から本来のプレーができなかった様子。「雰囲気が違った。やはりレベルが高い。すべて初めて。成長につなげたい」と話した。(共同)