大阪桐蔭・辻内:敗戦投手も高校最後で貫禄——贯通日本资讯频道
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大阪桐蔭・辻内:敗戦投手も高校最後で貫禄

第60回国民体育大会「晴れの国おかやま国体」秋季大会の高校野球競技会が23日、岡山・倉敷マスカットスタジアムで開幕し、3試合が行われた。今月3日の高校生ドラフトで巨人から1巡目指名された辻内崇伸投手(17)を擁する大阪桐蔭(大阪)は遊学館(石川)に7-8で逆転負けした。

 辻内の左腕から繰り出される直球が150キロを超えるたびに歓声が上がった。不運が重なり敗戦投手も、鮮烈なインパクトを残し怪物が高校野球生活を終えた。「結果は残念ですけどいい投球ができた。ただ2回で1四球では(プロでは)きついんで下半身を鍛えて制球力をつけたい」。同点の8回から登板すると最速152キロの直球1本で3者凡退。9回2死三塁から内野安打で決勝点を奪われたが「素材は超一級。魅力を再確認した」(巨人・山下スカウト)と評価は揺るがない。「巨人でプレッシャーがかかると思うけど、いい経験をさせてもらった」。156キロ左腕は大会終了後の27日にも指名あいさつを受ける。

 ≪平田は代打で凡打≫中日から1巡目指名された平田は、右肩痛のため8回に代打で出場。「2、3週間前に買った」という木製バットで打席に立ったが、二飛に倒れ、高校最後の試合を終えた。「与えられた打席で結果を出せなかったのは力不足」とうなだれたが「1軍でバリバリのレギュラーになりたい」とプロへ気持ちを切り替えていた。

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