プロ野球の日本シリーズは25日、阪神甲子園球場で第3戦が行われた。
ロッテは二回、サブローの右中間二塁打と暴投で無死三塁とし、ベニーの左犠飛で1点を先取。2死後、連続打席安打のシリーズ記録を更新中の今江が空振り三振に倒れ、記録は8で止まった。
阪神は二回、今岡の左前打と檜山の四球などで1死二、三塁とし、関本の三ゴロの間に今岡が還り、同点とした。
だが、ロッテは四回、堀、福浦が連続安打。1死後、ベニーの四球で満塁とし、里崎の遊ゴロが併殺崩れとなる間に1点を勝ち越し。さらに今江の三塁内野安打で3点目を挙げた。
ロッテは七回、今江の二塁打などで無死満塁とし、橋本の中前2点打でシリーズ初登板の藤川をKO。さらに福浦の右越え満塁本塁打などで5点を奪い、3試合連続の2けた得点。
ロッテが継投で逃げ切って3連勝。31年ぶりの日本一に王手をかけた。阪神は打線が振るわず、救援投手陣も崩れて大敗。