恋敵の女性にストーカー行為を繰り返し、有罪判決を受けて執行猶予中に再び同じ行為を繰り返したとして、愛知県警常滑署は27日、同県常滑市新開町5、介護助手、滝田秀子容疑者(41)をストーカー規制法違反容疑で逮捕した。
滝田容疑者は「好きな男性と別れさせたかった」と話しているという。
調べによると、滝田容疑者は、以前付き合っていた男性会社員(39)に交際を断られたため、男性の交際相手の女性(39)を逆恨みし、9月下旬に2回、女性方を訪れ、「最低女」などと中傷するビラを女性の乗用車に張り付けた疑い。容疑を認めているという。
滝田容疑者は昨年5~6月にかけて、この女性に付きまとった同法違反の罪で同11月に懲役1年、執行猶予4年の有罪判決を受けていた。
しかし今年1月、女性に年賀状を送りつけたため、同署が4回にわたって口頭警告したが聞き入れなかった。【井崎憲】