第16回東日本実業団対抗女子駅伝競走大会(毎日新聞社後援)は3日、さいたま市・埼玉県庁をスタートし、鴻巣市を折り返して上尾市・上尾運動公園陸上競技場に至る6区間42.195キロで行われる。15チームが出場し、11位までが全日本実業団対抗女子駅伝(12月18日、岐阜)の出場権を獲得する。
故障や不調の選手を抱えるチームも多く混戦模様。6連覇を目指す三井住友海上は、アテネ五輪マラソン代表の土佐を欠くが、若い高山、山下が力を発揮し、好位置で渋井、大平につなぎたい。資生堂は世界選手権マラソン代表の弘山、アジア選手権代表の佐藤らでリードを狙う。
日立、ホクレン、パナソニックは主力がそろい、上位進出も狙える布陣。第一生命は序盤の若手で流れに乗れるか。積水化学は好調の長尾、前回落選したしまむらは世界選手権マラソン代表の大島が柱となる。初出場のアルゼ、セガサミーにも注目したい。
レースの模様は3日午後2時からTBSで放映される。【石井朗生】