東アジア大会第4日は1日、マカオで行われ、陸上の男子1万メートル(出場3人)で中村悠希(カネボウ)が31分59秒69で1位、ソフトテニス女子ダブルスの玉泉春美、上嶋亜友美組(東芝姫路)も優勝し、日本勢の金メダルは3個となった。
陸上の男子100メートルで川畑伸吾(群馬綜合ガードシステム)が銀、女子100メートルの鈴木亜弓(スズキ)と同ハンマー投げの室伏由佳(ミズノ)は銅。
体操女子個人総合で大島杏子(朝日生命ク)が銅メダル。女子シンクロ3メートル板飛び込みで山下美沙子(早大)西井亮子(神奈川ク)組は2位に入り、西井は3個目のメダル。女子高飛び込みで13歳の浅田梨紗(兵庫・清和台中)は4位。テニスの女子シングルスで15歳の森田あゆみ(パームインターナショナルTA)は準々決勝で敗れた。(マカオ共同)
〇…引っ張る日本選手に中国選手がぴたりとつけ、ラスト勝負で金メダルをさらわれる。アジアで見慣れた光景は、この日の陸上女子一万メートルも同じだった。2位の大南は「今季最後の大会。金メダルを取りたかった」と残念がった。
好調で迎えた世界選手権は、スタート直後に転倒し21位。その後、走りのバランスを崩したこともあり、9月に右のふくらはぎ、脚の付け根を相次いで痛めた。「練習が不足していたけど、何とか走り切れたのは良かった」。冬場のマラソン出場に向けてめどが立ち、ほっとした表情ものぞいた。(共同)