故松田優作さんの十七回忌に合わせた「17th memorial 松田優作映画祭」が1日、東京・有楽町のファンタスティックシアターで開幕した。
39歳で亡くなった優作さんより、年上になった夫人の松田美由紀(44)は「初めて会った時の感動と、エネルギーをもらった感じは、今も変わっていない」としみじみ。「“本物”を残した人はずっと生き続けるんです」と思いをはせた。
6日の命日には、自宅に内田裕也、崔洋一監督ら仲間たちが集って法要を営む予定。映画祭は、優作マニアを公言する「くりぃむしちゅー」の上田晋也(35)が選んだ「ブラックレイン」など6作品を上映。美由紀は「優作を好きな人は、皆、分身で家族。今まで見ていない人にも、彼の思いが伝わると思う」と訴えた。