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米フォード・モーターは1日(米国時間)、「タブレットPC」を核とする新しい車載“モバイル・オフィス・システム”を発表した。同社のトラックのオプションとして提供するもので、「ウィンドウズXPプロフェッショナル」を搭載するタブレットPCと、各種周辺機器で構成する。 米スターゲイト・モバイル製のタッチスクリーンを搭載したタブレットPCを採用。運転席の横のクレードルに装着してトラックのバッテリーから給電する。GPSアンテナ、プリンター、クレジットカードスキャナー、デジタルカメラなどに対応し、無線通信カード経由でインターネットへ常時接続が可能。 建設業者が、トラックの中から、入札、資材購入、支払いなどの手続きをするといった使い方を想定している。また、マイクロソフト・オフィスシリーズなどのビジネスアプリケーションも利用できる。 モバイル・オフィス・システムは、フォード、米マイクロソフト、スターゲイト・モバイルの3社が共同で開発を進めている。フォードはディーラーの純正アクセサリー用に06年から提供する予定。米ラスベガスで開催中の特殊部品市場協会(SEMA)の展示会に出展した。【高森郁哉/Infostand】 スターゲイト・モバイル |
米フォード:タブレットPC採用の車載「モバイルオフィス」を発表
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