女性用下着メーカーのトリンプ・インターナショナル・ジャパン(東京都大田区)はウォームビズにちなんだ「ウォームビズブラ」(ブラジャーとショーツ)を製作。9日、同社の06年イメージガールに選ばれたタレントの仁科仁美(21)が展示会で試着した。
ブラジャーは外側が純白のボア素材で出来ており、見た目だけですでに温かそう。さらに遠赤外線を放射する天然石を練り込んだ生地を裏打ちに使用、電子レンジや湯せんで温めて30分保温できるジェル状パッドを入れて、内側からも温まる仕組み。
最大の特徴は超ロング・ストラップ。マフラーのように巻き付けて首もとを温めることもできる。胸の谷間には本物の赤唐辛子のチャームと気温20℃を超えると点灯するランプとブザーを搭載。ショーツにはウエストのリブ編み部分を引き伸ばすと腹巻きになるという隠れた機能も付いている。構想・制作に2カ月を要した労作で、非売品だが、素材や機能は今後の製品開発に生かしていく予定。
初めて「ウォームビズブラ」を身につけた感想を聞かれた仁科は「温かいですね。寒がりなので冬はババシャツが欠かせなかったけれど、これならパーティーにも着ていけそう」と実感を込めて語った。下着モデルについては「母(仁科亜季子)は応援してくれているけれど、父(松方弘樹)は恥ずかしいようで『たまにしか見てやらない』と言われた」と苦笑した。【細田尚子】