着信メロディなど携帯電話向けコンテンツを配信するドワンゴ(東京都中央区、小林宏社長)は17日までに、ゲームソフト制作会社の「スパイク」(東京都渋谷区、沢田喜代則社長)の株式80%を取得し、子会社化すると発表した。
スパイクは「ファイヤー・プロレスリング」シリーズや「侍道」シリーズのほか、「喧嘩番長」や「研修医 天堂独太」などを制作販売している。一方のドワンゴは、携帯電話の着信メロディや待ち受け画面の配信などで急成長しており、最近では4月に「チュンソフト」(東京都新宿区、中村光一社長)を子会社化したほか、複数のゲームメーカーとネットワークゲームを共同開発しており、ゲーム分野に進出している。
今回の子会社化でドワンゴでは、チュンソフトとスパイクを管理する中間共同持株会社の設立を計画しており、「ゲーム事業をさらに強化していくための足がかりにする」としている。【渡辺圭】
ドワンゴ
http://dwango.jp/
スパイク
http://www.spike.co.jp/